7月聞法会は花井性寛さんのお話をいただきました。
「念仏には無義をもって義とす。不可称不可説不可思議のゆえに」とおおせそうらいき。(歎異抄第10章)のことばを中心にお話しいただきました。
あらためて「念仏」とはなんだろうと考えさせられました。
自分の願いを叶えるための手段?
ご先祖さまのためにするもの?
それは義(わたしの思いはからい)なんだよと親鸞聖人が教えてくださっているのでした。
念仏をいただくということは、
わたしの義が廃れて、現在ただいまの我が身ををいただいて生きていける世界がひらかれる
ということなんだよと教えていただいたことでした。
次回は8月25日(木)です。住職と当院が担当します。